ラブホテル研究家 ONI

【テレビ出演告知】9/30(月) 日本テレビ「ご参考までに。5」に出演します。

お久しぶりです。ONIです。久々のブログ更新です。
しかしブログと言っているものの、ただの告知ページになりかけています。
これは良くないので、これからはラブホテル研究の中身をきちんと伝えられるような記事を発信したいと思います。

と言いながら、またまた告知なのですが、9月30日(月)の深夜0:19〜放送予定の日本テレビ「ご参考までに。5」に出演いたします。


こちらの番組に呼んで頂くのは二度目なのですが、まさか人生で二度も福山雅治さん・バカリズムさんとラブホテル談義をするとは思っておらず、大変驚きました。前回呼んで頂いた際は、スタジオ収録というのも初めてでガッチガチに緊張していたのですが、今回は思ったよりも肩の力を抜いて挑めたような気がします。(気がするだけで、OAを見たらガチガチな私が出ているかもしれません。)

すでに行われたスタジオ収録では、長時間にわたって色々なラブホテルの事例のお話をさせて頂きましたが、OAはどれが取り上げられるか私も知らないのでドキドキしています。開けてみてのお楽しみです。
ただ何れの事例においても私が伝えたかったことがありまして、それは「ラブホテルの特殊な施設は全て、お客様の言い訳のためにある」ということです。

ラブホテルという場所には、いつの時代も「どのように相手を誘うか」という問題が発生しています。80年代の週刊誌などを読んでいると、ラブホテルへの誘い方に関する記事を見かけることもあります。そのくらい、多くの人々にとってその問題は悩ましいものなのでしょう。

平凡パンチ(1988年11月3日号)に掲載されているラブホテルの誘い方に関する記事

その問題の助け舟として活躍してくれるのが、ラブホテルにある特殊な施設たちなのです。それは70〜80年代で言えば、電動ベッドや奇抜な外観のデザイン。90年代で言えばカラオケやテレビゲームなどのアミューズメント機器。近頃は、ラブホテルとは思えない本格的な食事の提供など、時代ごとによって姿形は変わりますが、それらは全て「ラブホテルへ行くための壮大な言い訳」の一つなのです。

ラブホテルですることは最終的には一つですが、それを表立って相手に伝えることはなかなかできないことです。その時に、回転するベッドがあれば「話のネタに行ってみない?」と、カラオケ機があれば「ちょっとカラオケでもしようよ。」と、本来の目的とは逸れた新しい誘い文句が生まれるのです。そうやってこれまで多くのカップルが、様々な誘い文句で自分達の欲望を誤魔化しながら、本来の目的を達成していったのです。

なので、皆さんも是非色んな言葉で誘ってみてね!ということではありませんが、ラブホテルに行った際、なんでこんなものがあるんだろうと思ったら、ホテル側からお客様への壮大な言い訳のご提供だと思えば、だいたい納得が行くはずです。

というような感じで、様々なおもしろラブホについてトークをさせてもらったので、ぜひご覧くださいね!

【本日の一枚】
収録では海外(主に台湾)のラブホテルのお話も少しさせて頂きました。写真は以前取材に訪れた台北にあるラブホテルの一室ですが、非常に洗練されていて、且つ台湾独自の進化の仕方をしているように感じられました。
今度は海外のラブホテルについても記事で書ければなと思います。